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ものがたり

中通り

豊田智子さん

  • 嗚呼!絶景

絵手紙に出会えてよかった

写真22:豊田さんの絵てがみ

 

この絵を見て、口で筆を執り描いたと思う人はどれほどいるだろうか。

描いているのは矢祭町の豊田智子さん。

 

 

20歳の時に不慮の事故に遭い、首から下が動かなくなってしまった。

絶望の中で小さな希望を与えてくれたのが絵手紙だった。

家の庭に咲く花から書き始め、それ以降花を中心に20年以上描き続けている。その数は2000枚。

 

 

 

昨年は展示会も開かれ、多くの人の心をとらえていた。

豊田さんは絵手紙を見てくれた方からの応援や励ましのメッセージが活力になっているという。

 

 

「まだ私の絵を見たことがない人にも見てもらいたい。」

今も週に2回は新しい絵手紙を書く。絵手紙は豊田さんの生きがいなのだ。

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