放送日:2020年09月04日
「“福の音”が聴こえる。 “福の音”が響き合う。」
東日本大震災以降、音楽は多くの福島の人たちを励まし、元気づけ、前に進む力となってきた。
状況を大きく変えたのが、新型コロナウイルス。客を集めてのライブや、各種音楽イベントなどが軒並み中止や延期に追い込まれ、多くの現場で音楽の演奏ができなくなった。
今回のfMAPでは、そんな逆境の中でも、音楽の力を信じ、音楽で誰けようとする人たちを描く。
ある人は、あの大作曲家の知られざる音頭をよみがえらせるため、またある人は、自分の高校生活の集大成として、またある人は、帰れないふるさに向けて、東京から歌声を届けようとしていた
それぞれの思いを胸に“福の音”を奏でる人たちの、ひと夏の物語。