会津地方
親から子へ 受け継がれる土と思い
会津美里町に住む宗像利浩さん(むなかた・としひろ)さん。
400年続く会津本郷焼の窯元の8代目だ。
会津美里町でとれる土を使い、焼き物を作り上げる。
追求しているのは、大地の恵みである土のもつ風合いを最大限いかすことだ。
今では会津本郷焼を代表する一人になった利浩さん。
しかし、かつては周りから評価されない日々が続き、
陶芸の道をあきらめよと考えた時期もあった。
思いとどまらせてくれたのが、今年7月にこの世を去った父・亮一さん。
「もう少しがんばってみたらどうだ」と声をかけた。
土の活かし方を追求しようと、悩みながら模索を続けていた父の一言は、
利浩さんにとって重みのある言葉だった。
父の言葉を胸に土との格闘を続けた利浩さん。
陶芸の道に入って20年目、ようやく公の評価を得ることができた。
つなげてくれたことの父への感謝を胸に、今も励んでいる。
そんな利浩さんは今、新たな挑戦をしている。
それは、土の風合いをより引き出すために、
今までよりも粗い砂が混ざっている土を使うこと。
扱いは難しいが、土の持つ温かみを表現できる素材だと考えている。
「大地の恵み。会津美里町の土の個性をいかしたい」と語る。
利浩さんが期待と寄せている人がいる。
息子の利訓さんだ。
利訓さんがいま取り組んでいるのは、器に色を付ける釉薬の開発。
淵は土の色を見せ、冬から春へと新緑に染まっていく様子を表現している。
目指すのは「会津の季節の移ろい」だ。
利浩さんが次の世代へつないだことで、また新たな土との向き合い方が生まれている。
大地の恵みはまた次へと受け継がれていく。
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