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ものがたり

中通り

杉山隆彦さん

  • ポジぃちゃん図鑑

音楽を通して人と人を繋げたい

郡山市の商店街で40年以上楽器店を営む杉山隆彦さん。

いま、作曲家・古関裕而の手がけた幻の曲の復活に取り組んでいる。

 

偶然見つけた昭和25年のチラシ。そこには「郡山さくら音頭」の楽譜が載っている。

かつて商店街でおこなわれていた盆踊りで披露されていたという。

 

しかし、この曲は時代の流れと共に人々から忘れ去られてしまった。

最盛期には100店舗が軒を連ねていた商店街。でもいまは、5分の1に減少。

杉山さんは祭りを復活させて、みんなでこの音頭を踊ることで、街に賑わいを取り戻したいという。

 

 

そんな杉山さんの思いに多くの人たちが突き動かされた。

レコーディングにはヴァイオリン教室の先生や地元の高校生、知り合いの歌手が参加。

ついに、幻の曲が復活した。

 

 

 

杉山さんは、この曲を聴くことで明日への活気になってほしいと語る。

 

 

 

 

いつの日か、祭りでこの曲に合わせて人々が踊れる日を目指して。

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